- 蒼姫ラピス来訪(後編) -
 前回の続きです。今回は、実際に打ち込んでみました。
 メロはMIDIで読み込まず、ペンシルツールで直接入力しました。
 ちなみに、トラック画面(?)のグレーの部分をWクリックすると、上図のようなエディットモードに入れるわけですね。最初わからなくて、うろたえてしまいましたw
 オプション+ドラッグでノートのコピー。

 オプション+コマンド+クリックでノートの分割。基本的なショトカは押さえられてますね。
 ちなみに打ち込む曲は、幻の(?)1stアルバムから「それは夢」をチョイスしました。メロや展開がシンプルなので、習作に相応しいかなと。

 「調教は追々」ということで、Piapro Studio上ではほとんどやってません。音価を調整して発声をフォローしたくらいですかね。
 あとはLogicの方で子音を立てたり、倍音を加えたり。その辺は、iVOCALOID時代と同様です。
 で、調教しなかったのには、もうひとつ理由があってですね……。LogicとPiapro Studioを行き来しているうちにPiapro Studio上で音が出なくなっちゃうんですよ(もちろんLogic上ではちゃんと出ます)。ノートをクリックしても音が出ない。再生ボタンを押しても再生バーが動かない。一瞬動く挙動は見せるものの動かない。
 恐らくメモリが足りないのかな? オケにEmbertoneのヴァイオリンとチェロを使用していることもあり、14GBのメモリがパンパンw
 ともあれPiapro Studio上で音が出ないとなると、調教の試行錯誤は気が進まない。よって省略することにしました。

 さて、一通り打ち込みが終了。せっかくなので、上パートと下パートの出力を分けてみることに。
 「Logicだとマルチチャンネル出力が上手くいかない」といった記事を読んだことがあるのですが、果たして……
 おお、上手くいきました。きっと修正されたんでしょうね。よかったよかった。


 というわけで、「それは夢 (Feat.Lapis Aoki)」が完成しました。
 ちなみにボーカルのチェンジが簡単にできてしまうので、浮気心がふつふつむらむらとw 据え膳食わぬは何とやらということで、試しにミクさんと入れ替わってもらいました。
 するとどうでしょう、なかなか良いではないですか! 特にSweetとDarkが! 僕の中のミクさんへの評価がちょっと変わりました。
 両者とも、オリジナルと比べると子音が立ち聞き取りやすい印象。ただ、ちょっと倍音が物足りない? なので、ラピスたんに設定してあるエフェクトを再調整。

 そんなわけで、「それは夢 (Feat.Miku Hatsune)」と題してバウンス。みなさんは、どちらがお好みでしょうか?

8/13/2014

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