- 鞍替え作戦決行 -
 今さらですが、今年に入ってLogic Pro Xが10.1になり、近年希に見る大幅なアップデートでしたね。
 リージョン単位でオートメーションを描けるようになったり、
 ピアノロールでは縦方向の表示スペースを節約できるようになったり、
 コンプレッサーのインターフェイスが刷新されたり。
 他にも新しいドラマーが投入されたりと盛りだくさん。

がしかし!!

 3年間、今か今かと待っているバグが直っとらんのよ! 他にも細かいことを挙げるとキリがないけれど……。
 そしてそして、しばしの月日が流れ10.1.1のアプデ。これ以降、ショートカットがガラりと変わってしまい使いづらいのなんの。
 調べてみたら、キーコマンドファイルの保存場所が変わっているではありませんか。
 以前は~/ライブラリ/Application Support/Logic/Key Commandsの中だったのが、

本ヴァージョンでは~/ミュージック/Audio Music Apps/Key Commandsに。

 とりあえず以前のヴァージョンのキーコマンドファイルに互換性はあるようですが、新機能の都合上廃止されたキーコマンド(というかキーコンビネーション?)があるようです。
 例えばこれ。イベントリスト上で、各ノートのベロシティを一気に揃えるコンビネーション(Shift + Option + ドラッグ)。
 アイコンが変わるだけで反応しなくなってしまいましたorz このコンビネーション、重宝してたんだけどなあ……。
 それと、ステップ入力。以前は鍵盤のキーを押し、スペースキーで音価を変更できたのですが、10.1か10.1.1以降できなくなってしまいました。
 はあ……まったく……1つ便利になると2つ不便になりますね。まあ、Emagic時代はインターフェイスが独特だったし、ものすごく不安定でいつ落ちてもおかしくなかったですけどね。あの頃に比べると贅沢な不満ですかね?
 とは言え、そろそろ限界。Appleはハードは素晴らしいけど、ソフトはことごとくダメですね。しょせん彼らにとってソフトとはハードを売るための撒き餌にすぎないのかもしれません。
 もっと使う側の立場に立って開発してほしい。前述したようにEmagic時代は不安定でした。が、Emagicからも国内代理店であるMidiaさんからも、Logicに対する愛情はヒシヒシと伝わってきたものです。
 というわけで、「Logicいやいや病」が発病。Pro Toolsもver12でライセンス形態が変わりましたし使わにゃ損。ちょうど良い機会なので鞍替え作戦決行です。

4/18/2015

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