前々からずっと気になっていた歌い方があるんですよ。語尾を裏返すような、かわいい or セクシーな歌い方。アイドル系、V系でよく耳にする歌い方。しゃくりの一種かもしれないけど、ピッチの跳躍がそれとは比べものにならないのです。
　んー、なんて歌い方なんだろう？　名称があるとは思うんだけど、検索の取っかかりがつかめず数年経過。
　そして今日、ついにわかりました！　「ヒーカップ唱法」だそうな。やはり、歴とした唱法だったのか。
　驚いたのはこの唱法、ロカビリーが発端だとか。まあ、言われてみると、ロカビリーってそんな歌い方だっけ。
　でもロカビリーを意識してる歌い手さんて皆無だろうからw、他ジャンルにおけるあのような唱法もヒーカップと呼ぶのかはちょっと疑問。
　で、さらに検索してみると「しゃくり上げ唱法」という名称に行き着いた。なるほど「しゃくり」ではなく「しゃくり上げ」ですか。うん、わかりやすいw
　てか、そもそも唱法として認識し、意図的に使ってる歌い手さんてどれくらいいるんだろう？　ほとんどの人は、無意識に使ってるのではなかろうか？
　例えば身近な歌い手さんだと、近々公開する「ding-dong」を歌ってもらったnachiさん。けっこうしゃくり上げるんですよ。まあ、そこが魅力の一つだったりするのですが。意図的なのか？　無意識なのか？　今度聞いてみようかな。ともあれ、長年の疑問が晴れました。
　ちなみに「ヒーカップ = hiccup = しゃっくり」だそうな。言い得て妙w

12/2/2013 _Tweet