以前「セカイカメラ」のことって書きましたっけ？　書いたかも知れませんが、もう一度。iPhone/Touch(以下iPhone)ユーザーの方ならご存じだと思いますが、まずはこの動画をご覧下さい。　わかりづらいかもしれませんが、要は「iPhoneのカメラ、GPS、Wi-Fiを使用し、現実世界にエアタグを貼り付ける、またはそれらのタグを参照するアプリ」です。
　まだ開発段階ですが、これが実現されると……
・店に入った客がエアタグを参照してその店の情報を入手できる。
・同じく、店に入った客がその店の情報をエアタグとして貼り付けることができる。
……「このメニュは美味かった」「不味かった」「ここはぼったくり店だ」とか、そんな使い方ができるわけですね。
もちろん店関係にとどまらず……
・観光地に情報を付加したり参照したりできる。
・美術館のオブジェにコメントをつけたり、そのコメントにレスをつけることもできる。
・待ち合わせ場所にメッセージを残せる。
・道しるべとして使えば、砂漠だろうが森の中だろうが迷わない(電波が届くか否かは置いといてw)。
……そんなことも可能。
　ただ、僕的にはもっとくだらない使い方をしてみたい。
　例えば、友人の部屋にこっそりエアタグを仕込んだり(笑)　ある日、部屋の掃除をしていて初めて友人はその存在に気づくわけです(もちろんその友人もiPhoneを持っていると仮定してですが)。
　なんてことのない場所にエアタグを貼るのも面白いし、iPhoneを覗きながら歩けばそんなエアタグをいくつも見つけることができるかも。まるで電脳コイルw
　そうなると、観光地やトイレの落書きも激減するかもしれないですね。
　これまではパソコンの前で様々な情報を得たりコミュニケーションをとったりしてきましたが、セカイカメラが実現されたらどうでしょう？　特定の場所に出向かなければ得られない情報が激増するでしょうね。実に面白い。
　そんなわけでリリースする日を夢見てるのですが、先日セカイカメラの開発が一歩前進したのです。これとかこれとか。
　ただ、iPhoneのGPSって精度にムラがあるので、50m離れた場所のエアタグが表示されてしまう可能性も。そんなの意味ないですよね(苦笑)　なので、デモのようにドンピシャな位置に情報を貼りつける、または表示するのって難しいと思います。
　それにバッテリ。現状じゃ全然足りません(泣)
　その辺をどう対処してくれるのか……楽しみです。

2/17/2009 _Tweet