- 続・セカイカメラ -
 まず、現段階でZ軸に対応していない件について、ITproにこんな一文が。
『ただし,iPhoneには電子コンパスがないため,映像を撮影している方向とタグの内容は一致しておらず,ユーザーがタッチパネルのインタフェースを使ってタグを動かす必要がある』
 なるほど、ハード的に無理なわけですね。ということは、先日僕が書いたことは殆ど不可能なわけだorz
 しかし電子コンパスとやらが搭載されている機種も存在するので、iPhoneもそのうち……
 その後、他の記事で更に残念な情報を見つけてしまった。
 ケータイWatchによると……
『エアタグはその場、その時間帯でしか見られないわけではなく、ブックマークして後から参照もできる』
……だそうです。う〜ん、どうなんだろう。その場限りの方が面白いと思うのですが。
 とどめは……
『また、ネット上の地図サービスなどで閲覧・投稿ができるシステムも用意しているという』
……ということ。これはいかんでしょ! 絶対にいかん! だったらわざわざ現地でiPhoneを覗く必要がないではないか!
 実際にその場所で生のコメントをポストできるからこそ価値があるわけで、そうではないコメントを取得したところで面白くもなんともない。「行ったことのない場所にポストできる」「行ったことのない場所の情報をゲットできる」これって普通のネットだし(苦笑)
 もちろんセカイカメラとて同じネットですが、考え方、捉え方が違うと思うのです。このシステムの良いところって、ネットから抜け出しモバイルデバイス片手に現実世界とリンクすることではないでしょうか。完全に実現するのはまだまだ先の話だとしても、コンセプトはそうであってほしいです。

2/19/2009

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