- ロボヘルツの自動生成音楽について近況報告 -
 着々と復旧が進んでます。

ロボヘルツ
 思えば数年前、QuickTimeプラグインがMIDIのサポートを終了。それ以来、MIDIファイルを生成する「今日のピアノ曲」がまったく機能しなくなってしまいました。
 今の時代、MIDIなんて需要は皆無なんでしょうかね……。と嘆いてもしょうがない、代替案を考えねば。

 まずはファイル形式をどうするか。MIDIファイルが再生できないということは、リアルタイムに音楽を生成しても意味がない。
 なので事前にmp3を用意して、ランダムに選曲する方向にシフトチェンジ。とりあえず100曲ほど生成してサーバーにキープすればいいかな。足りないようであれば補充すればいいし、アルゴリズムを改良したらごっそり入れ替えるも良し。

so what
 続いての問題は公開方法。ここnotebookでの公開ならば、オリジナルのプレイヤーを作ればよい。
 が、これは前々から気になっていたことなのですが、Twitterでの公開がURLだけで味気ない。SoundCloudのように、ビジュアル的なインパクトがほしい!

 ならば曲をSoundCloudに置きリンクをツイートすればいいのですが、あそこは、容量(正確には時間)に制限があるんですよね。確か今は、3時間だったかな? 1曲につきだいたい1分なので、180曲。まあ、これだけ生成しておけば問題ないかもしれませんが(笑)
 選曲についても、SoundCloudのAPIから曲リストを取得しないとならないので面倒くさい。いや、数行のスクリプトで済むんだけど、気分的に面倒くさい(苦笑)
 と、この辺が数年間復旧を怠っていた理由です。先が見えなくて、どうもやる気にならない。
 でも、いつまでもバグったままではよろしくない。ここはSoundCloudを利用する方向で計画を進めよう!

 そんな矢先、Twitterカードという機能を知りました。これを使うと、オリジナルのプレイヤーをTwitterのタイムラインに載せることができるらしい。
 ははあ、SoundCloudやYouTubeって、この機能を利用してたのか。てっきり提携でもしてて優遇されてるものとばかり。

 というわけで、計画は急展開。こんな庶民な僕でも独自のプレイヤーを使用できるとわかり、SoundCloudでの運用は却下。当初の予定どおり自サーバーに曲を置くことに。
 うん、他サービスを利用するより、この方が遥かに自由度が高い。そして完全なる独自プレイヤーなので、ロボヘルツのイメージを100%形にできる。俄然やる気が出てきた!

 ちなみにTwitterカードで動画や音声をツイートする場合、公開ページがSSLであることが前提条件。なので、独自SSLも契約しました(最初、共用のSSLを使ったら申請で弾かれた)。
 今後、hertzmixの曲をツイートする時もTwitterカードが役立つし、決して投資は無駄ではない。と思う(笑)


 そんなこんなで、最近はプレイヤーを作ってました。Twitterでの動作チェックはクリア。最初の画像は、その時のスクショです。
 まあ、まだ完全にはチェックしきれてはいないけど、とりあえず「独自プレイヤーとして機能する」ということは確認できました。
 近々、実際にテスト投稿してみますので、ぜひ再生してみてください。音楽生成アルゴリズも、以前よりはマシになりましたので(笑)

2/1/2017

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