- ようこそModular V -
Moog Modular V
 先日「Modular V (旧Moog Modular V)」を購入。いつかは、こんな日が来るんだろうなあ。などと漠然と予感していましたが、ついにポチってしまいました。
 G5時代にデモ版を試用したことがあるのですが、この音源、けっこうCPUパワーを食うんですよね。購入にあたってそこが一番の気がかりでした。まあ、昔に比べると我環境もずいぶんマシになったし何とかなるかな……。と、結局は楽天的に決断(笑)
Moog Modular V
 というわけで、さっそく負荷がどの程度のものなのか検証してみました。
 使用した音色は、松武さんの「Behind the Mask」のブラス。多分、イントロのファンファンファンファファンってやつですね。て、あれってブラスだったのか!(笑)
 それはさておき、負荷率2〜3%の音色が多い中、この音色は10%超え。あまり軽いと検証にならないので、このくらいが妥当と判断。
 使用楽曲は、バッハの「2声のインヴェンション 第8番」。同じ音色、同じMIDIデータを増殖させ、果たして何トラックまで同時再生可能なのか?
 検証の結果、44トラックまで再生できました。64トラックは行ける! と予想していたので、ちょっと残念な結果。まあ、実際ここまで多用することはないので、負荷については神経質になる必要はなさそう。
 が、安心したのも束の間。検証方法を変え、トラックが徐々に加わる形にしたら26トラックでオーバーロード! 一見34トラックに見えるけど、それにしてもショックorz
 ちなみにES2だと、64トラックでも余裕あり。んー、やはりModular Vって重いんだなあ……。
 いや、待てよ? ES2で使用した音色は、シンプルなノコギリ波だったっけ。Modular Vの方も同様の音色で検証すれば、改善されるかもしれない。
Moog Modular V
 というわけで、シンプルなノコギリ波をパッチング。一応ES2に合わせて、フィルタにも接続。これでどうよ!?
 結果は、32トラックでオーバーロード。んー、やはり重いんだなあ……。まあ、Moog IIIcを32台使えると思えば、末恐ろしい環境ですけどね(笑)
 というわけで、負荷については気にしないことにしました。もしも支障を来たしたら、その時はその時。ES2にでも代打を頼むことにします(笑) ともあれ今は、ただひたすら音色作りを楽しもうと思います。

4/3/2014

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